
短い秋があっという間に過ぎ去りくじゅうに冬が来たとSNSで賑わっている。
金曜日に仕事を終えそのままくじゅうに向かう。事前にくじゅうヒュッテに仮眠のお願いをしていて21時前に到着すると女将さんが待っていてくれた。まず空を確認すると状態が良くない。雲の動きを調べると予定している朝駆けは芳しくなさそうだ。とりあえず温泉に浸かり軽食を摂って仮眠することにする。
3時に起きて星生山方面を眺めるとガスに覆われて全く見えない。仕方なく布団に潜り込み4時に再度空を確認するが変化はなく天気予報を確認しても星空は拝めそうもないため諦めて昼からの登山に切り替えることにする。
ぐっすり寝て朝を迎えても相変わらず天気が良くない。天気予報では14時位が雲も切れて眺望も良さそうだ。
10時に牧ノ戸登山口を出発。今日は久住山を眺めるのに私が最も好きな星生山に登ることにする。
登山道に入ると初冬らしく少し雪が積もって歩きやすい。沓掛山の肩までのコンクリート道が快適だ。沓掛山山頂に着いて雪と三俣山の撮影をする予定が積雪が少ないうえ雲が厚く画にならないため先に足を進める。
チェックポイントの扇ヶ鼻分岐は体調も良く夏場と変わらないペースで通過する。問題なのが雲の動きで一向に青空が顔を出してくれない。星生山分岐に着くと久住山が確認できホッとする。そのまま山頂へ向かうがカメラを出す景観ではなく急登をひたすら登る。西尾根の稜線に出ると思っていたとおり強風が待ち受けていた。何とか2時間ほどで登頂し風よけの場所に移動する。
防寒対策を済ませ雲が切れることを願いながらじっと耐えて待っていると急に青空が顔を出してくれた。これから先は時折青空が出るのを期待しながら九重連山の眺望を楽しむことができた。
朝駆けは出来なかったが久しぶりの昼間の登山も良いものだと改めて感じた初冬の星生山でした。








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