くじゅうの秋も終盤に入り扇ヶ鼻へ夕駆けを計画する。今回は鬼丸夫妻から連絡がありご一緒することになった。
14時に牧ノ戸登山口を出発。前日までの雨模様の天気が嘘のように晴れ上がっている。沓掛山に着いて三俣山方面を眺めると2日前からの大雨と強風で葉がほとんど散ってしまっている。素晴らしい紅葉を期待していたためガッカリする。
ブロッコリーの丘を過ぎ星生山西斜面を眺めるが紅葉が少し見えるだけで晩秋を思わせている。扇ヶ鼻分岐に着き一息ついて扇ヶ鼻東端に向かう。到着すると肥前ヶ城西斜面が夕陽を浴びているが期待していた紅葉が無い。日の入り近くになり西壁が下から影ってくるが私の大好きな移り行く光景を堪能することが出来ない。
日の入りが迫り山頂へ向かう。定点ポイントに着くといつものドウダンツツジは葉が全て落ちて無残な姿になっている。これも自然のことなので仕方ないと自分に言い聞かせる。空は雲一つなく夕陽で山肌は赤く染まりこれはこれで良い光景を見せてくれた。
今回は思い描いていた景色を見ることが出来なかったが天気に恵まれただけでも幸せな山行となった。
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