凍てつく暮雨の滝

 くじゅう登山を計画した日程どおりに運よく大雪が降った。このため福岡都市高速および九州道は全く使えず下道を通ってくじゅうへ向かうことになる。

 高速料金を使わずくじゅうに向かうのは30数年ぶりになる。このため普段2時間程度の行程が6時間近くかかってしまった。

 23時過ぎに九重ヒュッテに着くと女将さんが寝床の準備をしてくれていて有り難い。温泉にゆっくり入り就寝する。

 

 3時に起きて空を見上げると曇天で雪が舞っているため、朝駆けを中止し再度寝床に潜り込む。

 8時前に起床し外を見ると山々はガスで覆われて風も強く登山は様子見にする。

 昼を過ぎても天気の状況は変わらず大雪だし比較的天気に左右されない暮雨の滝に山歩することにする。

 

 14時過ぎに吉部登山口を出発する。登山道は真っ白な雪で覆われ歩いていて心地いい。雪景色を楽しみながら急坂を登り切り巻き道に入って暫くすると山友のⅠさんに出会う。我々と同様に暮雨の滝を訪れた帰りだった。

 

 暮雨の滝に到着すると思ったより滝が凍っていない。しかし川面が半分以上凍っているため、いつもの冬と違った光景を見ることが出来た。これはこれで風情があって楽しい。粉雪が降る中、40分程撮影を楽しみ下山とした。

 

 夜は、宿泊客が我々だけのため新年会と女将さんの誕生祝で長~い宴会となった。いつもの様に美味しい料理を堪能した一夜となりました。

 

【フォトギャラリー】 九重ヒュッテ・今夜の料理

他に山女魚の干物、猪の燻製等が出ました。