コロナ禍の中、長い梅雨が終わり中岳に朝駆けする。
九重ヒュッテで仮眠し1時15分に起床。牧ノ戸登山口より2時10分に中岳に向け登山開始。
空を見上げると少し薄雲があるが星が見えるため何とか星の写真が撮れそうだ。
沓掛山を過ぎ登山道を歩いていると豪雨災害の凄さを目の当たりにして言葉も出ない。暗闇の中、歩いていると大雨が流れた後は登山道が大きく抉れ石がゴロゴロしていてただ驚くばかり。
星生崎下に着いて星生崎と天の川の写真を撮る予定だったが自分のイメージより天の川が高い位置にあるため撮影を諦めて中岳に向かう。
御池に着くと大雨後のためか大量の水を溜めている。このため池の淵は歩くことが出来ず斜面の中間道を歩いて池の小屋に向かう。
小屋を過ぎ東の空に眩しく輝く金星を入れて中岳の写真を撮る。日の出の時刻が迫っているため早々に切り上げて中岳に足を進める。
釣り尾根に上がると大船山上空が赤く染まっている。心を躍らせながら急ぎ足で山頂を目指す。
山頂に着いて直ぐにノリウツギの花を探すが思うような場所が見つからずやっと見つけることが出来て一安心。ここから日の出まで思う存分撮影を楽しむことが出来た。このような素晴らしい焼け方を見るのは久し振りで心から喜びが込み上げる朝駆けになった。
下山時に久住山避難小屋の建設現場に立ち寄り工事の進捗状況を確認すると予定どおり進んでいる様だ。小屋は木造で10月下旬に完成予定とのこと。これで寒い冬が暖かく過ごせそうで登山者にとって何よりのご褒美だ!!
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たまお (月曜日, 17 8月 2020 23:03)
綺麗な写真ですね!
くじゅう連山の迫力が伝わって来ます。
大西秀治 (木曜日, 20 8月 2020 22:32)
ありがとうございます。坊ガツルでお会いした方ですか?
これからもくじゅう登山を楽しみながら写真撮影も頑張ります。