扇ヶ鼻夕駆け

 梅雨の晴れ間を狙ってミヤマキリシマ鑑賞で扇ヶ鼻に夕駆けを行なう。

 

 14時15分に牧ノ戸登山口を出発。登山前に今月発売された「のぼろ」を読んで私の投稿内容どおりに

まず星生山を目指す。

 

 1時間10分で扇ヶ鼻分岐に到着。星生山南斜面のミヤマキリシマの開花状況を確認していると知り合いのたまちゃんに後ろから声を掛けられる。平日にこの広いくじゅうで久し振りに会うなんて奇遇だ!暫く雑談して記念写真を撮ってもらいお別れして星生山に足を進める。

 

 星生山頂に着きミヤマキリシマの開花状況を確認すると既に満開を過ぎ何とか観れる状態で待っていてくれた。ここで休憩を兼ねて九重連山の眺めを堪能する。1週間前にピンク色の山容を見せていた平治岳はもうその姿は無い。

 

 17時を過ぎたため扇ヶ鼻へ移動し日の入りを迎えることにする。撮影ポイントを探しながら扇ヶ鼻山頂に着くと人影は無く独り占め状態だ。日の入りまで1時間30分程あるためカメラを持ってぶらぶらしていると女性が一人登って来た。今日の扇ヶ鼻の日の入りは二人となった。

 

 決めていた撮影ポイントで三脚を出してカメラをセットする。日の入り方面の空は地平線上空に横長く雲がありハッキリした日の入りは望めそうにない。それでもまずまずの状態のため夕景を楽しみながら撮影を行なうことが出来たが残念ながら綺麗な日の入りは見ることが出来なかった。

 

 撮影を終え暗い登山道を下山していると沓掛の肩で人影が確認できたため声を掛けるとFBで知り合いの永田さんに初めてお会いしご挨拶となった。ここで星景写真について色々お聞きしてお別れした。

 登山口に戻り着替えていると山友の来福さんが仕事を終え福岡から到着。元々一緒に星景写真を撮るつもりだったが用事が出来たためここでご挨拶して別れることにした。

 

 今回の登山で今年のミヤマキリシマ鑑賞は終わりとなる。6月に入りくじゅうに5泊してミヤマキリシマを楽しむことが出来た。来年もまた美しい姿を見せてくれることを願っている。くじゅうに感謝!!