冬の星生山からの夕景を撮りに夕駆けを行なう。牧ノ戸登山口で他のメンバーと待ち合わせ13時に登山開始。気温は0℃で快晴、ハッキリした日の入りが期待出来そうだ。今日は自分を含め3名での山行となった。登り始めると登山道はアイスバーン状態でアイゼンが利き歩き易い。登山道の木々を見るといつもはあるはずの樹氷が全く無く2日前の雨で全て落ちた様だ。沓掛山山頂に着き定点での撮影を行なう。扇ヶ鼻分岐に着き星生山を見ると西尾根に広く積雪が確認できる。今日の日の入りの撮影場所はそこに決める。日の入りまで相当時間があるため上の台へ向かう。星生崎下に着いて上の台方面を見ると積雪がほとんど確認できない。とりあえず久住山避難小屋で休憩することにする。小屋に着くと香港からの登山者が御池の薄氷を踏み抜き腰まで浸かってしまったらしく体を温めているところだ。その現場を見ていた他のパーティーの方がペットボトルで湯たんぽを作ったりして介護している。御池の氷上はやはり注意が必要だ!!上の台の雪が期待出来ないため日の入りまでの時間調整を小屋で行ない星生山東尾根より星生山を目指す。星生山山頂に17時30分に到着。記念撮影後、往路で決めていた撮影ポイントに向かう。ここから約40分ほど台風並みの強風が吹く中、思う存分赤く染まって普賢岳右に沈んで行く夕日の写真撮影を楽しんだ。
20時前に九重ヒュッテに戻り冷えた体を温泉で温め美味しい料理と熊本から来られた団体さんと山の話をしながら楽しい夕食を過ごした。
【今日のコース】
牧ノ戸登山口(13:00)~沓掛山~扇ヶ鼻分岐~久住山避難小屋(休憩)~星生崎~《星生山東尾根》~星生山(17:30ー18:10)~《星生山西尾根》~扇ヶ鼻分岐~沓掛山~牧ノ戸登山口(19:30)
[所要時間]6時間30分