【コース&タイム】
元井谷P3駐車場(8:44)→元井谷第一登山口→仏石分岐→仰烏帽子山山頂(12:53-13:57 昼食および撮影タイム)→仏石分岐→元井谷第一登山口→元井谷P3駐車場(15:45)
【行動時間】 7時間01分
昨年の5月以来、仰烏帽子山へ向かう。今回は少し時期をずらして5月下旬とした。目的は、ベニバナヤマシャクヤクとクマガイソウ。結果としてどちらも既に開花は終わっていた。事前に聞いていた時期とは大分違っていた様だ。
まず登山道の状況だが、第一登山口のP3駐車場まで車を走らせたが問題なく走行できた。昨年の状況からすると良くここまで回復できたものだと感心する。朝8時30分頃駐車場に到着するが駐車場には車が1台も無い。登山準備をしていると車が1台登って来た。我々と同じく福岡からの登山者だ。
8時44分、元井谷第一登山口に向かう。車道は第一登山口手前まで土石流の除去が終わっていた。第一登山口に到着すると昨年と何も変わっていなかった。ここから仰烏帽子山へ向かうが、目的が山頂を目指すことではないため、山中をうろうろしながら4時間かけての登頂となった。ヤマシャクヤクの花は全て散っている状況でやっと2株咲いているのを見つけた。探し求めていたクマガイソウもやっと見つけたが既に開花が終わり葉だけの状態だった。やはり来年は早めに来ることにする。
山頂に到着すると少し霞んでいるが360度眺望が利き市房山・脊梁山地が良く見える。気温は29℃と暑い。昼食にするが山頂は日陰が無く、仕方なく山頂のわずかな木陰で食事を摂った。食事中に横の斜面を見ると紅色の花が咲いているため確認するとツクシドウダンだった。山頂付近には花が何も無かったためとても眩しく感じた。
食事を済ませ落ち着いたところで下山としたが、仏石から第一登山口までの行程は浮石が多くとても道が荒れているため初心者の登山は難しいように思う。第2登山口までの林道整備が早く終わることを期待したい。
今回は、クマガイソウ・イワザクラの群生地も確認できたし実りある山行となった。
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