昭和50年頃から九重山群を登り始めました。
それからくじゅうに魅せられて四季折々くじゅうの自然に浸っています。
最近は、土曜日に登山し「くじゅうヒュッテ」で一泊して福岡に帰ると言ったパターンで山行を楽しんでいます。
また、福岡近郊では井原山が好きで春夏秋冬訪れています。
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【 福 岡 山 遊 会 】 《今後のスケジュール》(確定分)
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《〇〇〇〇〇〇》
日 程:2024年xx月xx日(土)~xx日(日)
集合時間:xx:xx(xx日)
集合場所:〇〇〇〇〇〇
宿泊先 :〇〇〇〇〇〇
その他 :〇〇〇〇〇〇
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くじゅうの秋も終盤に入り扇ヶ鼻へ夕駆けを計画する。今回は鬼丸夫妻から連絡がありご一緒することになった。
14時に牧ノ戸登山口を出発。前日までの雨模様の天気が嘘のように晴れ上がっている。沓掛山に着いて三俣山方面を眺めると2日前からの大雨と強風で葉がほとんど散ってしまっている。素晴らしい紅葉を期待していたためガッカリする。
ブロッコリーの丘を過ぎ星生山西斜面を眺めるが紅葉が少し見えるだけで晩秋を思わせている。扇ヶ鼻分岐に着き一息ついて扇ヶ鼻東端に向かう。到着すると肥前ヶ城西斜面が夕陽を浴びているが期待していた紅葉が無い。日の入り近くになり西壁が下から影ってくるが私の大好きな移り行く光景を堪能することが出来ない。
日の入りが迫り山頂へ向かう。定点ポイントに着くといつものドウダンツツジは葉が全て落ちて無残な姿になっている。これも自然のことなので仕方ないと自分に言い聞かせる。空は雲一つなく夕陽で山肌は赤く染まりこれはこれで良い光景を見せてくれた。
今回は思い描いていた景色を見ることが出来なかったが天気に恵まれただけでも幸せな山行となった。
毎年恒例の山仲間でのキノコ採りを開催する。今年の参加者は私を含め20名となった。初参加のメンバーも数人いて楽しんでくれるか祈るばかりだ。
雨模様の中、8時30分に現地集合で予定より少し遅れて森の中に入る。まず山の神様へお参りをしていつものポイントをまわるが気温が平年より高いためか最盛期を迎えているはずのムキタケが全く見当たらない。10日程度は遅れているようだ。それでも大勢で森の中を歩くのは楽しい。
第2ポイント付近に着くとまずウスヒラタケが出迎えてくれた。ある程度の量が収穫出来て仲間から歓声があがる。すぐに近くの仲間から声がかかりそちらに向かうと大量の立派なナラタケが群生してみんなで大喜びとなった。ここから先は思いのほかキノコの収穫があり大満足の一日となった。みんなの笑顔が嬉しい。
夜、待ちに待った宴会が始まると差し入れの日本酒・焼酎・ワイン等がずらりと並び乾杯の後は大賑わいの時間が延々と続く。その後、二次会はOさんにお願いした冬のくじゅう、尾瀬遠征など写真の発表会でこれまた大盛り上がりで思い出に残る一夜となった。
秋は紅葉鑑賞登山とキノコ散策で忙しい。先週に続き昼過ぎにくじゅうに着くと天気は曇りでまず男池でキノコ散策を行うことにする。
男池に着きモルゲンロートさんにご挨拶し遅めの昼食でホットサンドとコーヒーをいただく。ホットサンドが美味しくてすぐに食べ終わった。
早速、男池園地の中へ一週間ぶりに入るとキノコの種類も変わっていてキノコ散策が楽しい。キノコの撮影に夢中になっていると写友のSさんから連絡が入り今夜はアトラス彗星が日の入り前に見えるとのこと。日の入りに合わせてひねもす丘に向かう。現地に着くと先客が1名でカメラをセットして待機中で私も西の空にカメラを向けて撮影準備を終える。予定時刻になって西の空を確認するが彗星が見えない。スマホのアプリで確認すると確かに目線の方角に動いているが明るいためか見ることが出来ないまま日の入りとなった。カメラを撤収し撮影を諦めてくじゅうヒュッテに向かう。
ヒュッテに到着後、温泉にゆっくり浸かる。いつもながら良い湯加減で体もリフレッシュできた。夕食は遠方からの宿泊客もいて話が弾み楽しい一夜となった。
翌日は朝駆けの予定が体調不良のため、再度、男池園地でキノコ散策に決める。朝食後、Sさんと合流し木漏れ日が射す森の中をキノコ撮影でゆったり過ごし満足できる一日となった。
Cafe Morgenrot(モルゲン)さんがおいちゃん家の後を継がれて今月開業された。コロナの後、男池に店が無くなり寂しい思いをしていたがこれで一安心。
そこで天気予報は悪そうだったが思い切って男池のキノコ観察を兼ねて店に出かけることにした。
夕方、現地に着きほとんど手作りで改装してある店内にお邪魔する。自己紹介を行い店のご夫婦と会話させていただくと気さくで立ち寄りやすい雰囲気で美味しいコーヒーをただいた。(400円)これからよろしくお願いします。
その後、男池散策を終えくじゅうヒュッテに向かい温泉に入らせてもらう。今夜はヒュッテが団体で貸切のため長者原で車中泊になる。夕食を終え寝る頃から暴風雨になり雷鳴が一晩中轟き眠れない夜を過ごした。
翌日昼前にヒュッテの女将さんから連絡が入りくじゅうヒュッテに向かう。天気が悪いため温泉に入った後は夕方までゆったり過ごす。夕方、山友のSさんから連絡がありヒュッテで合流し山と写真の話で有意義な時間を過ごすことが出来た。夕食は宿泊者が私一人のため家族飯でお酒を飲みながら昔話で盛り上がり楽しい一夜になった。
3日目になりやっと天気が回復傾向になったが前日までの暴風雨で朝駆けは断念し、男池にキノコ散策に出かけることにする。Sさんと男池で待ち合わせして散策すると2日前に無かったキノコが出迎えてくれた。特に初めて見たカラカサタケの大きさに驚くと同時にキノコの奥深さを感じた一日となった。
暴風雨の後の男池散策は新しい発見の場となり貴重な体験になった。
月刊山學舎2024年9月号(VOL.42)が9月7日に発刊されました。
今回は、秋の気配を感じに九州本土最高峰の中岳への朝駆けについて掲載させていただきました。